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唐突な胸騒ぎ
夜風はスニーカーの紐を解く

映画で見たシーンのような夢の続きを
掴むために光を探すんだ

浅い息を夜風に吐き出した
ネオンに溶けた　叶わぬ願い

月明かりを背にして、鏡を割れ
自分のこころ取り戻すため

星が駆け抜けてゆく　行き先照らすように
銀河の最果て　息を切らして
たとえ明日が涙に濡れてても
ひるまずに笑えば
跳べるさ

じれったい日常は　雨模様
モノトーンの水槽泳ぐ

触れたら消えてしまうから
ほどけた指も　夏の一夜の思い出さえも
　　　
テールライト　辿って見つけるよ
下手な笑顔で　別れた君を

光年の距離はきっと　遠くて近い
輝きを見るたびに想うよ

星が駆け抜けてゆく　二人を包むように
銀河の最果て　息を切らして
たとえ明日が涙に濡れてても
ひるまずに笑えば
跳べるさ

窓辺から光射す
こぼれた一粒の涙と記憶
透明で消えてしまいそうな　夢の続きを
掴むために光を探すんだ

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