悪戯しすぎた罰かな
もう嫌だ…ヤダ。
もう二度と絶対しないって誓ったら｢ウソ。｣って言ってくれる？

両手いっぱいにこぼれちゃいそうな、
想い出詰めたおもちゃ箱。
ガギを入れたまんま蓋しちゃおう。

そーっとそっと揺らさぬ様
ずっとずっと息殺して、
もっともっと眺めてたかった。
積み木が崩れちゃったんだ。
あーあ。

ほんのちょっとだけ
こぼれちゃったけど、
泪でできた玉手箱。
フタ開けたら　大人になれるかな。

がらがら音たてて、
ばらばらになちゃうっていうのに、
ただ、ただ 見てるしかなかった。
スローモーションの光景を
スローモーションだったはずなのに。

くしゃみひとつであっけないものさ。

刻が、
進んでるのに、
進んでるのに、
進んでるのに
止まってた。

なんでだろうね。
それも、
わかってるのに、
わかってるのに、
わかってるのに、
なんでだろう。

わかんないや。

いっそ
しちゃえば、
少しは楽になれるかな。
なれるだろ。
なれるってば。
しつこいなぁ、もう。

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