繰り返す日常
見慣れた景色に
1話が始まる
変化はいつも劇的に
些細な景色で始まる

動く心繋ぐ二人
幸せな朝に向かうと願って
白い支線繋ぐ虚言
出逢いを嘆く
末路になるのかな

聞きたいよ
この2話から作った
二人幻なの
聞こえないよ
信じてたはずの
愛すべき人が

アナタに支えられた時の中で
繕う笑顔、嘘、温もりも
不確かな感情で紛らわした
深い哀を重ねた最後の夜
もうお別れなの
揺れる鼓動、脳、ユビサキも
告げている二人のラストシーンを
室内に響く電子の音

狂いだした
微かな瞬き求める唇
幸せな日常
壊すのも些細な景色の訪れ

分からないよ
聞こえた言葉は
聞き間違えなんかじゃなく
冷たいよ
熱を帯びていたのは
私1人？

アナタに捧げられた時の中で
溢れる想い、声、温もりも
確かな感情が生み出した
全てに偽りない綺麗な日々
優しい嘘を選ぶ
アナタの冷めきった言葉を
少しも分かっていなかったんだね
荒い息で曇る呼吸器

消えて欲しいと願ったアナタは
偽りを演じる
残り1話の自分を犠牲に
私を生かした

もう戻せない時間アナタにすがる
言葉も紡ぎ出せない声を
乱れる感情が絡み付く
ラストシーンは悲劇から最愛へと
もうお別れなの
アナタの冷めきった体に
残らない証を付けて消えた
主演の二人は終焉へ

ラストを飾る最終話

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