時も忘れた　幾何目の夜
漏らす言の葉だけは　そのままに
騙し騙され　凍てついた心
黒い涙は　自慰時のエキスに

枯れた躰を　無理やり濡らして
閉じる瞳の奥　記憶を覚ますよ
ふいに感じる　懸隔の予感
締まる躰に　緩み出す御園＞

嘘に染まりゆく　よく出来た愛を
浮つく気持ちの　厚い包膜で包む
欺瞞が蔓延る　モザイクの世界
穴をかいくぐり　ぼくの瞳に映るは何？

何処に忘れた？　真髄なモラル
何が抱きても　おかしくはないの
騙し騙され　落とし持ち上げて
無茶な饒舌　災いの種さ

嘘に染まりゆく　よく出来た愛を
浮つく気持ちの　厚い包膜で包む
茶番をバラまく　ピエロでもいいよ
穴を掻き回し　ぼくの手が掴むは何？

嘘に染まりゆく　よく出来た愛を
浮つく気持ちの　厚い包膜で包む
欺瞞が蔓延る　モザイクの世界
穴をかいくぐり　ぼくの瞳に映るは何？

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